中間選挙 2018 11 4

「民主党の終焉か」
 日本でも、アメリカの中間選挙については、
よく報道されています。
 こうした報道の中で、私は、気になることがあります。
民主党が選挙戦に勝つために、
候補者に女性やマイノリティーを多数擁立していると、
報道されることがあります。
 確かに、こうした戦術は、
中間選挙の勝利を狙うトランプ大統領に打撃となります。
 しかし、民主党は、総合的な政党をやめて、
専門店のようになる「専門店化」してしまうのか。
 これは、企業経営としては理にかなっているでしょう。
得意分野に特化して専門店のようになることは合理的です。
 しかし、このような企業は、大企業となることはありません。
民主党も、大政党(国民政党)になることは、やめてしまうのか。
党の経営としては、盤石なものとなりますが、寂しいものがあります。
もう大統領は出さない政党として生き残る戦略に切り替えたのでしょう。
 「中道右寄り」
私は、オバマ政権時代に、何度も、
アメリカは「中道右寄り」の政策でないと国の分裂を招くと警鐘を鳴らしました。
 にもかかわらず、オバマ政権は、
極端なリベラル政策を推進してしまいました。
 オバマ氏は、上院議員時代、民主党の中でも左寄りでした。
大統領になったら、「中道右寄り」になると思っていましたが、
リベラルを急進化させたような結果となりました。

本音で語ろう 2016 8 7

「誰もが建前に疲れている」(クリント・イーストウッド)
 イーストウッド氏は、8月3日発売の「エスクワイア」誌のインタビューで、
「(誰かを怒らせたり、間違ったことをしたりしないように)みんな、とても注意深くなっている。
今は、そんなご機嫌取りの時代だ」とアメリカ社会の現状を問題視した。
(2016年8月5日の産経ニュース電子版から引用)

 アメリカでは、誰もが「political correctness問題」に疲れている。
そして、うんざりしている。
 だからこそ、トランプ氏の台頭を招いてしまった。
トランプ氏には、全く「political correctness」は通用しないし、
彼は、それを打破しているからである。

書名 トランプ革命
著者 あえば直道  双葉社

 早速、引用を始めましょう。
トランプ氏の自由奔放さは、マスコミの攻撃を恐れて言いたいことも言えず、
「ポリティカル・コレクトネス」の枠の中でしか発言しない、
従来の政治家たちとの強烈な差別化になっている。
 そして、ポリティカル・コレクトネスを強制する無言の圧力に不満を持っている人たちは、
マスコミがトランプ氏を叩けば叩くほど、トランプ氏を支持するのだ。
(引用、以上)

書名 トランプ後の世界 The world after Donald Trump became President
著者 木村 太郎  ゴマブックス

 早速、この本から興味深いところを引用しましょう。
以下は、引用です。
 ポリティカル・コレクトネスとは、
直訳すると、「政治的正当性」となります。
 日本人にはわかりにくいかもしれませんが、
アメリカでは、「ポリティカル・コレクトネス」に反するとして、
公的な場所では、「メリー・クリスマス」さえも言いにくい状況になっているのです。
(アメリカは、人種のるつぼと言われ、いろいろな宗教があるからです)
 かわいそうなことに、
老人ホームでツリーを立てて、
クリスマスを祝おうとしても、それができない状況です。
これが、行き過ぎた「ポリティカル・コレクトネス」の現状です。
(引用、以上)























































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